2019年02月22日

高次脳機能障がい在宅生活リハビリ支援プロジェクト 第三回会合 のご案内です

みやざき高次脳機能障害家族会あかりです。

3月6日(水) 19時~

宮崎市民プラザ4階、大会議室

高次脳機能障がい在宅生活リハビリ支援プロジェクト

 “第三回会合” をグループワーク形式で開催します。



脳損傷を負った後、高次脳機能障がいがあることで、いろいろなことが一変してしまいます。

衣食住の日々の生活、経済的な問題

家族の受け入れ方や家族の負担などがらりと変わります。

脳の障害は見えない障害であり、個々人障害の出かたがさまざまなので、

時々しか接しない人や、地域とのかかわり方へ伝えることが大変です。


また、身内で見ることが困難な方などは当人の不安は

計り知れないと思います。

当事者が安心して、幸せを感じて生活できることを望みます。
  


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2019年02月18日

先日、山口加代子先生の高次脳機能障がい -理解と対応ー の講演会がありました パート2

みやざき高次脳機能障害家族会あかりです。

平成31年2月1日(金)13時半から、
宮崎県総合保健センターで高次脳機脳障害に関する研修会がありました。
講師は、横浜市総合リハビリテーションセンターの臨床心理士をされている
山口加代子先生でした。
テーマは、「高次脳機能障がい一理解と対応一」でした。


初めの部分は高次脳機能障害の症状の解説が主となっていました。
記憶障害注意障害遂行機能障害社会的行動障害などの症状について、
専門用語をわかりやすい言葉に言い換えて、
具体的に述べられていたので、
高次脳機能障害になじみの薄い方もよく理解できたのではないでしょうか。

個人的には、右脳コミュニケーション障害「周囲の気配や雰囲気の認知障害」、
モデル事業の時には、報告されていなかった易疲労性に興味をかれました。
高次脳機能障害があるとそれを補いながら生活することを余儀なくされ、
脳に過剰な興奮を強いることになり、
過剰な興奮は身体の緊張を生じさせ疲れさせるのだそうです。
高次脳機能障害を抱えた人の疲れやすさにも
配慮していく必要があると強く感じました。

次に高次脳機能障害はどのような心理的影響を及ぼすのかが語られました。
思考停止(脳のフリーズ)、感情の供水混乱状態欲求不満
自分の変化への気づきにくさ(実感のなさ)や
否認外罰的態度などがまず現れると言います。

特に自分の状態に気づけないことが
高次脳機能障害の症状の大きな特徴だと強調されていました。
そして、やっと気づきに辿りついても、
その後には大きな喪失感や不安、抑うつ、怒り、絶望感、
他者への不信、無気力など、
さらにつらい症状が押し寄せます。
家族の心にも、命が助かったという安心感の後には、
喪失感、混乱、困惑、不安、怒り、仰うつなどが生じます。
私も聞いていて胸が苦しくなりました。
同時に、
だからこそ当事者にも家族にも支援が必要なのだということを痛感しました。
高次脳機能障害の大変さで頭が一杯になり、
何か救いはないものかと悶々としていましたが、
肝心の対応については、すぐには話されず、
後半にまとめて話がありました。

当日は特別支援学校等の教員の方々の出席も多かったようで、
ここで小児の場合の特徴についての話が挿入されていました。
多くの子供に前頭葉機能症状がみられるため、
外界からの刺激や他者とのコミュニケーションを通して、
自己像を形成したり、自己制御や対人技能・社会的ルールを
身にうけたりすることが難しくなりやすいと述べられていました。
後天性脳損傷児の支援においては、
早期に介入し、安心できる居場所と安心できる人間関係を確保し、
何で苦労しているのか、強みは何なのかを
本人・家族と共に理解すること、
達成感が持てる課題を提供すること、
現実的な目標を持ち(障害が治ることを目標としない)
将来を見越した関わりをすることが大切だと指摘されました。


ここから最後までが、大人の高次脳機能障害に対する対応の話でした。
「家で一緒に暮らせない」と訴える夫婦の実例では、
それぞれの言い分とそれぞれへの具体的な対応がわかりやすく示されました。
ただ話を聞くだけでなく、本人の行動のメカニズムや背景にある障害、
本人の気持ちについての言及、家族の大変さに対する共感、
本人の行動変容をもたらすような関わり方や
家族の気持ちの整理・ストレスへの助言、
本人に対して肯定的な感情を育めるような対応を
織り交ぜていくことが重要なのだそうです。

高次脳機能障害のリハビリというと、
どうしても機能訓練ばかりに目が行きがちですが、
その前に健康・生活リズムの安定、体力・耐久性、情諸的安定
といった土台の部分があってこそだとの話があり、
なるほどと納得させられました。
確かにそれらが整わないと高次脳はますます働かないし
訓練どころではないです。

その上で、次のようなそれぞれの高次脳機能障害への
対応のポイント解説もありました。
記憶障害には、覚えなくても目で確認できるようにし、確認する習慣を作ること。
地誌的見当識障害には、その人に合った代償手段を活用すること。
注意障害には、目や耳で気づきやすいようにして、一度に一つずつ伝え、
伝わったことを確認してから次に進むこと。
易疲労には、本人と周囲が理解して、必要な休息を自己管理して取るようにすること。
易怒性には、誘因を見つけて排除し、怒ってしまったら感情的にならず場面を変えること。
感情・欲求のコントロールには、本人と話し合ってルールを決め、
必ず紙に書き、守れたことはほめること。

全体的には、障害は一人一人違うと認識し、
その人の気持ちに寄り添って、納得できる説明をしながら、
感情・プライド・障害内容に配慮して支援すること。
専門家、支援者、家族会の仲間に継続的に相談できる環境を確保すること。

いずれのポイントも、講師の長年の経験に裏打ちされた
具体的・実践的な内容であり、非常に説得力に満ちたものでした。
私達もこの講演会で得た知見を実際の支援の中で
活かしていかなくてはならないと強く思いました。  


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2019年02月18日

やまなみ工房ドキュメンタリー映画&山下完和氏アフタートーク

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりです。

やまなみ工房ドキュメンタリー映画&山下完和(ヤマシタマサト)氏アフタートーク
に行ってきました。


2月17日(日) 13:00 ~ 16:00頃
宮崎県立美術館1Fアートホール
で行われました。

当日は駐車場が満杯でスタートが遅れました。

映画の内容は
滋賀県甲賀市のやまなみ工房の入所者のドキュメンタリーでした。
皆さんそれぞれ重度の障害を持ちながら、
一人一人皆さん個性豊かなアートを描き、
世界でも通用するすばらしい作品を世に出しています。



この映画と山下氏のアフタートークの感想ですが、

私自身、2016年夏の相模原障がい者施設殺傷事件で

多くの死傷者を負わせた事件を見聞きし、

言葉も出ないほど衝撃をうけ

心穏やかではない中、

果たして福祉施設など他人に障がい者を預けて本当に安心できるのだろうか?

と思っている記憶が抜けないころあいにこの映画を拝見し、

私の思い込みの狭さに反省しました。


こんなにも障がい者本人を尊重し

自由を与え続けている施設やスタッフ達が現実にいるんだ!


そのおかげで障がい者達自身が力を発揮し、

それが日本や海外に認められていく過程を

この映画で証明して下さいました。

ここに来るまでの道のりは(キャパの狭い私には)想像も

つかないくらいだったことと思います。



質疑応答でどうすればこのようになるのか?

という質問に

『ただ彼ら、彼女らを喜びや楽しみで満たしてあげたい。』

そこを基盤に自分たちで試行錯誤してやってきた、

と施設長の山本氏はおっしゃってました。


障がいとは、人が喜び楽しむ為に

真剣に悩み考える時間を創って下さい!と

気づかせようとしているのではないかとさえ思ってしまいます。


障がいとは、実は障がい者本人ではなく、

健常者の方が自分たちの都合の良いように

勝手に作り上げてしまった暗黙のしきたりみたいなものかもしれません。



  


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2019年02月12日

やまなみ工房ドキュメンタリー映画&アフタートークの案内

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりです。

映画の上映とアフタートークの案内です。

障がい者芸術において先駆的な取り組みを行う滋賀県の”やまなみ工房”から、
施設長の山下完和氏を招き、映画の上映会とアフタートークを下記のとおり開催いたします。



1 開催日時 平成31年2月17日(日)
  午後1時から3時45分まで(受付午後0時30分から)

2 開催場所 宮崎県立美術館1階 アートホール

3 講  師 山下やました 完和まさと(やまなみ工房施設長)

4 対  象 県内特別支援学校職員・県内障がい者関係施設職員等

5 定  員 100名

6 内  容 
 ⑴ やまなみ工房ドキュメンタリー映画「地蔵とリビドー」の上映(62分)
 ⑵ やまなみ工房施設長山下完和氏アフタートーク(90分)
   「すべては幸せを感じるために~やまなみ物語~」

7 主  催 宮崎県/宮崎県障害者社会参加推進センター

8 共  催 宮崎県立美術館

9 後  援 宮崎県教育委員会


お申込みご希望の方は大変、急で申し訳ありませんが、

明日2月13日(水)までに下記へ申し込み下さい。


  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp





  


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2019年02月08日

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりの会に参加されませんか?

日時:2月16日(土) 13:30~15:30
     
場所:宮崎市民プラザ4階 和室(いつもと違います)


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


家族会あかりとは

毎月1回宮崎市民プラザで、午後に2時間程度集まっていろんな話をします。

病気やケガ、事故などで

脳損傷を負った当事者、家族、支援者や脳損傷を勉強されたい方など

さまざまな方が来られます。

不安なこと、辛かったことをお話しして吐き出したり、

同じような事故や病気になった方からお話しをきいたり、アドバイスを受けたり、

逆に体験談を話してアドバイスしたりしています。

脳損傷の後遺症で孤立しがちな方々に

同じような仲間がいるということで自分だけではなかったと安心感につながったりしてます。


見学だけでもいいです。

短い時間だけでもいいですよ。

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりの会をのぞいてみませんか?



どうぞ皆様の中で困っている方がいらしたら、

みやざき高次脳機能障害家族会あかりへお問い合わせ下さい。


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp
  


Posted by あかり at 18:28Comments(0)

2019年02月02日

先日、山口加代子先生の高次脳機能障がい -理解と対応ー の講演会がありました

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりです。


2月1日(金)午後1:30~4:00、

宮崎県総合保健センター大研修室で

横浜市総合リハビリテーションセンター 臨床心理士の

山口加代子先生による講演会がありました。

宮崎県身体障害者相談センターの方々、企画等ありがとうございました。


大変、わかりやすく話して頂き、時間があっという間に過ぎました。

普通の日なのに、多くの方が来られていました。




脳損傷を負った時、

現在は医療が進歩しているので

見た目は、元に戻ったように治療して下さるのですが、


退院した後、家庭やその他で生活するようになると、

実は脳の中は大変な状況になっていた!

という話にとても納得させられました。


脳は身体機能はもちろんのこと

高次なこと(記憶や遂行機能、社会的行動、感情コントロール‥‥‥)

をつかさどっており、

特に本人の思い、考えは

周りの人々が考えてる以上に混乱している。


身体のリハビリは良く聞きますが、

人の思い、考え方などのリハビリは馴染みがないです。


山口先生は例をあげて、改善策を話して下さいました。

なるほど、なるほどと納得しました。


詳しい内容は、後日 簡単にご紹介しようと考えてます。


当事者をささえる家族や支援者など

日々、そうとうな気苦労をされているので

いたわって下さい。

  


Posted by あかり at 11:50Comments(0)

2019年01月24日

今日(1/24)が締め切り日です。


みやざき高次脳機能障がい家族会です。

2月1日(金)の講演会の申し込みが、

今日(1/24)までです。

FAX、またはTELして申し込んで下さい。


ぜひ、
高次脳機能障害を勉強されたい方
必見です。







 



  


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2019年01月21日

1月19日あかりの会を行いました。

1月19日(土)13:30~15:30 宮崎市民プラザ4階 中会議室で

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりの会を行いました。寒い中のご参加ありがとうございました。


今年最初の会 スマイル なので、明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

とスタートしました。



そして、皆様に近況報告をして頂きました。個人情報なので、この場では控ますが、


黄きのこ真剣にこれからのリハビリやどうすれば改善するのかわからず困っている親の方や

赤きのこ先週、支援者の方による医療の発表で、あかりの紹介、宣伝をして頂いたり(ドクター達の中での

発表で、とても緊張して質疑応答は院長さんに代弁してもらったそうです。)

緑きのこ鹿児島へ娘さんと遊びに行き、しろくまが本当においしい!!!と力説され、思わず クスッ笑い

笑える話などを聞けて刺激を受けます。ありがとうございますニコニコ



障がい者が仕事に就く場合、

就労移行支援や障がい者雇用など、いろいろと工夫されていることは大変感謝しております。

しかし、高次脳機能障害は

脳損傷の部位によって、できることとできないことが一人一人違うので、

就職先と障がい者のマッチングがとても難しいです。

高次脳機能障害はふつうに物事を教えようとしても、

感情コントロールが難しい(やる気が出ない、無意味にイライラするなど)ので、

スムーズに仕事の指導をすることが大変です。

だから、単純作業やコミュニケーションの少ない仕事に

就かざる負えない状況です。そうなると

仕事自体に魅力を感じられず、離職してしまいがちです。

しかし、高次脳機能障害者でもできることはたくさんあります。



彼ら彼女らの意欲をつぶさず、人間として向上しながら仕事ができ、

またその会社自体の売上が上がり成長することを望みます。


その為には、

就職先の社長さんや従業員の方のそれぞれのくせや雰囲気と

仕事を求める障がい者の症状、くせ、簡単に言うと取扱説明書的なものを熟知し、

それらをマッチングさせる人材がほしいのです。

就職先にしろ、障がい者にしろ、お互いがどう取り扱っていいのかわからないと思うからです。



また、別件で支援者の立場からの話もされました。

介護福祉士はヘルパーさんから修行をして3年の実務経験が必要であり、

昔に比べると現在は更に難しい条件になっている。

また、介護職自体が、書き物が多かったり、夜勤は月に7回、

介護者とのコミュニケーションはもちろん、プラス上司や同僚など

同じ職場の人間関係などに疲れ果て、介護職の困難な実態、厳しい現状を教えて頂きました。

支援をされる方々も悩みをかかえ、日々仕事と戦っているんだと考えさせられました。

貴重な意見をありがとうございます。



今回もいろいろな話を聞くことができて、自分だけが悩んでいるのではないと

気づかされました。

高次脳機能障害は人間のかなめの脳を損傷し、思うような人生を生きられないからこそ

どうすれば幸せになるかを根本から探っている感じがします。深いです。



はさみ余談ですが、私も当事者の親であり、朝一番の当事者の不機嫌なにぃ?に毎日悩まされています。

しかし、最近、キラキラ周りの人々は自分の感情の鏡キラキラと悟り

私自身を常に機嫌が良いと心の中で言い続けています。

そうすると、わずかですが、周りの人々が穏やかになってきている気がします。













  


Posted by あかり at 20:25Comments(0)

2019年01月11日

みやざき高次脳機能がい家族会あかりの会に参加されませんか?



日時:1月19日(土) 13:30~15:30
     
場所:宮崎市民プラザ4階 中会議室


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

 
 E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


家族会あかりとは

毎月1回宮崎市民プラザで、午後に2時間程度集まっていろんな話をします。

病気やケガ、事故などで

脳損傷を負った当事者、家族、支援者や脳損傷を勉強されたい方など

さまざまな方が来られます。

不安なこと、辛かったことをお話しして吐き出したり、

同じような事故や病気になった方からお話しをきいたり、アドバイスを受けたり、

逆に体験談を話してアドバイスしたりしています。

脳損傷の後遺症で孤立しがちな方々に

同じような仲間がいるということで自分だけではなかったと安心感につながったりしてます。


見学だけでもいいです。

短い時間だけでもいいですよ。

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりの会をのぞいてみませんか?


どうぞ皆様の中で困っている方がいらしたら、

みやざき高次脳機能障害家族会あかりへお問い合わせ下さい。


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp
  


Posted by あかり at 18:31Comments(0)

2018年12月21日

高次脳機能障害講演会の案内

 
高次脳機能障がいとは????
どう対処すればよいのか????
の方々へご案内です。

 

なにぃ? 参加費無料ですが、参加申込書が必要です。
 2019年1月24日までFAXして下さい。


 来年2019年2月1日(金)
 
 午後1:30~4:00

 宮崎県総合保健センター5階 大研修室

 横浜市総合リハビリテーションセンター

 臨床心理士 山口加代子 氏 による

 高次脳機能障がい 理解と支援 をテーマに

 講演して頂きます。












皆様ぜひ講演会を聞いて勉強してください。

  


Posted by あかり at 20:07Comments(0)

2018年12月17日

口から食べさせてあげたい

12月16日(日) 13:30~15:30  宮崎市民プラザ4階 中会議室で

みやざき高次脳機能障害家族会あかりの会を行いました。

23名の参加でした。

今回は2年ぶりに来てくれた方もいて、それも一人でですよ。ニコニコ

仕事にも就いて、成長した姿を見てとても嬉しく思います。



今回話題になったのが

脳損傷の後、病院や医療機関では必死に回復に向けてリハビリやその他のお世話を

して頂き、本当にありがたい。

しかし180日を超えるとリハビリに制限がかかるので、自宅や施設に変わり

そこでの対応が逆行しているのでは???

せっかく医療機関で回復に向けてリハビリやお世話を必死にして頂いたのに、

自宅や施設に変わったとたん、どん詰まりオドロキ大泣き

口から食物をとれない人は、ドクターの許可がないと、いくら言語聴覚士や家族が嚥下の練習を

積み重ねても水の泡になってしまいかねない。

一番重要な、当事者の気持ちを踏みにじっているようで悔しい泣き泣き

当事者は口から食べたいだろうに。食べることは誰でも幸せを感じること、

食べることは生きることごはんラーメンおにぎりケーキ

食べさせる練習を積み重ねないとどんどん脳機能が衰えてしまう。

使わない脳細胞は衰えると10月の講演会で

福岡県障がい者リハビリテーションセンターのリハビリ専門医である永吉美砂子先生が

おっしゃっていました。

家族はなんとか口から食べさせてあげて、幸せを感じて元気になってほしいと

心から願っているのに……。

誰か何か良い方法があれば教えて下さい。  


お問い合せ先(高次脳機能障害家族会あかり)

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp

追伸

  12月16日(日)午前中、宮崎市山形屋前で歳末助け合い募金運動をしました。13名の参加でした。

 寒い中、ありがとうございました。隣に宝くじを買う場所があり1円でも募金してくれたら、うーーーー。

 個人の自由なのでぜんぜんいいのですが、いろいろ考えさせられましたガーン

 募金して下さった方々に感謝です。






  


Posted by あかり at 10:51Comments(0)

2018年12月11日

みやざき高次脳機能がい家族会あかりの会に参加されませんか?

    日時:12月16日(日) 13:30~15:30
     ※毎回土曜日ですが、今回は日曜日です。

  場所:宮崎市民プラザ4階 中会議室


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


家族会あかりは

毎月1回市民プラザで、午後に2時間程度集まっていろんな話をします。

病気やケガ、事故などで

脳損傷を負った当事者、家族、支援者や脳損傷を勉強されたい方など

さまざまな方が来られます。

不安なこと、辛かったことをお話しして吐き出したり、

同じような事故や病気になった方からお話しをきいたり、アドバイスを受けたり、

逆に体験談を話してアドバイスしたりしています。

仲間がいるということで自分だけではなかったと安心感につながったりしてます。

どうぞ皆様の中で困っている方がいらしたら、

みやざき高次脳機能障害家族会あかりへお問い合わせ下さい。


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


同日の午前中11時~12時までの1時間、歳末助け合い募金運動を

宮崎市山形屋前で行います。

参加される方は当日現地集合でお願いいたします。

あかり専用のハッピを着て行います。ドレススーツ笑い

わからないことがありましたら、遠慮なくお問い合せ下さい。

お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail  :  akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


  


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2018年11月12日

みやざき高次脳機能がい家族会あかりの会に参加されませんか?


    日時:11月17日(土) 13:30~15:30

  場所:宮崎市民プラザ4階 中会議室


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


家族会あかりは

毎月1回第3土曜日(変更になる時もあります)に市民プラザで

午後に2時間程度集まっていろんな話をします。

病気やケガ、事故などで

脳損傷を負った当事者、家族、支援者や脳損傷を勉強されたい方など

さまざまな方が来られます。

不安なこと、辛かったことをお話しして吐き出したり、

同じような事故や病気になった方からお話しをきいたり、アドバイスを受けたり、

逆に体験談を話してアドバイスしたりしています。

仲間がいるということで自分だけではなかったと安心感につながったりしてます。

どうぞ皆様の中で困っている方がいらしたら、

みやざき高次脳機能障害家族会あかりへお問い合わせ下さい。


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp

  


Posted by あかり at 23:29Comments(0)

2018年10月26日

H30年10月21日に公開講座がありました。②-2

 講演2は『高次脳機能障害の支援について』というテーマで、
福岡県障がい者リハビリテーションセンターのリハビリ専門医である永吉美砂子先生が講演されました。

永吉先生は、日頃の医師としての臨床経験を通して得た知見を、
当事者への支援家族への支援学校・職場・地域への支援という項目ごとに話してくださいました。

前半の高次脳機能障害の定義に関する部分は、
やや一般の方には難しいかなという印象もありましたが、
高次脳機能障害支援における課題やポイントは非常に明確でとても共感できるものばかりでした。

永吉先生は、○○障害は別においといて、どういう生活をしていくと良いかを考えること
具体的に
  1.より人間らしい成熟した脳
  2.自分にとって温かい居場所(家庭、職場とは限らない)があること
  3.どんな状況でも、喜びを見出して生きていけること
  4.生き物に愛情をかけられる性格で、たくさんの人から好かれ、寂しい思いをしない

また、前頭連合野(社会脳)の説明をされ、ここは
  ・自分の能力を人の為に使う部位
  ・問題解決能力の首座

ここは、人と関わることが大事で繰り返すことで成熟していく。
     道具を使って、人とコミュニケーションを行う。
     必ず集団、そして反省する=モニタリング

使わない脳は衰えていく!とおっしゃってました。



   当事者支援のポイントとして挙げられた
     
     〇障害像を明確にする
     〇自己認識ができるように進める
     〇感情コントロールができるようにする
     〇共同生活をする他者と良好な人間関係を保つことができる力を高める
     〇就労定着に重点を置く
     〇親亡き後のことまで考慮して支援する
   
   といった内容は、どれもなるほどと納得させられるのではないでしょうか。

   また、家族を個別にサポートする方法として、
   外来診察が挙げられていたのが印象に残りました。
   
   宮﨑には家族を集団でサポートする家族会(あかり)はありますが、
   高次脳機能障害を継続的に診てくださる医師についてはほとんど聞いたことがありません。

   福岡県障がい者リハビリテーションセンターのような退院後の訓練施設や
   永吉先生のような高次脳機能障害に精通した医師の存在をとても羨ましく感じました。

   高次脳機能障害はとても複雑で各一人一人症状が違うので、
   支援する側が大変だということは重々承知しています。

   しかし宮崎でも脳損傷後、本当に困っている方はたくさんいます。
   
   障がい者をすぐ就労させようと急がずに、
   まずは訓練施設を創りじっくりと納得いくまで実力や本人の自信をつけてから
   次に進むことができることが、ベストだと思います。
  
   福岡県障がい者リハビリテーションセンターのプログラムです。参考まで。

      ① ヨガ
      ② リズム体操
      ③ スポーツ
      ④ 水泳・水中歩行
      ⑤ 農園芸
      ⑥ 音楽
      ⑦ 木工
      ⑧ 写真
      ⑨ 認知
      ⑩ 旅行
      ⑪ インテリアア
      ⑫ 釣り
      ⑬ ステンシル


  


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2018年10月26日

H30年10月21日に公開講座がありました。②-1

 
 平成30年10月21日(日)の14時から、宮崎県総合保健センター5F大研修室において、
高次脳機能障害市民公開講座(第10回宮崎リハビリテーション講習会)が開催されました。

主催された宮崎大学医学部 整形外科・リハビリテーション部の皆様方、
毎年貴重な講座を行って頂きありがとうございます。
今回も大変勉強させてもらいました。

簡単に講演内容をお伝えします。



 講演1は、『私のリハビリテーション~障害解消に向けた当事者セラピストの9年~』というテーマで
三鷹高次脳機能障害研究所 所長の関啓子先生が講演されました。

 関先生は、高次脳機能障害を研究する言語聴覚士でありながら、
自ら2009年7月に左足の脱力にて発症した脳梗塞による高次脳機能障害を経験された当事者でもあります。
   
   講演ではその貴重な経験を踏まえ、
     
     〇脳梗塞を発症した時の様子
     〇出現した高次脳機能障害等の症状とその経過
     〇高次脳機能障害を抱えた時の気持ちとその移り変わり
     〇障害克服のために行ったリハビリテーションの内容
     〇回復を諦めない当事者や障害と共存する当事者の活動
     〇高次脳機能障害者支援のコツ
  
  を、詳細にそしてわかりやすく話してくださいました。

 今も談話の障害が残る中、事前に作成した原稿を読み上げるという方法で
違和感なく乗り切っておられました。

使命感に裏打ちされた、当事者や支援者のために全てをさらけ出すような姿勢には、
心が揺さぶられるような感動を覚えました。

心身機能の回復にとって、知識病識意識そしてが重要であるとの指摘は、
とても説得力に満ちていました。
 
時間が足りず、後半が駆け足になってしまったことだけが残念でした。
また別の機会にゆっくり聴いてみたいものです。

関啓子先生は、一般向けにも著書を執筆されておられますので、ぜひ手に取ってみられることをおすすめします。

      

           『 まさか、この私が 』

               
        自ら体験した突然の脳卒中発症から

        職場復帰までを記した記録。

                     一般向け                 





                                                                                           
      『「話せない」と言えるまで』


        失語症など高次脳機能障害の専門家である著者が

        脳梗塞で倒れてからの自らの体験を専門家ならではの

        科学的な分析を交えて纏めた。

                      医学向け


  


Posted by あかり at 19:05Comments(0)

2018年10月16日

みやざき高次脳機能がい家族会あかりの会に参加されませんか?


  日時:10月20日(土) 13:30~15:30

  場所:宮崎市民プラザ4階 中会議室


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


家族会あかりは

毎月1回第3土曜日(変更になる時もあります)に市民プラザで

午後に2時間程度集まっていろんな話をします。

病気やケガ、事故などで

脳損傷を負った当事者、家族、支援者や脳損傷を勉強されたい方など

さまざまな方が来られます。

不安なこと、辛かったことをお話しして吐き出したり、

同じような事故や病気になった方からお話しをきいたり、アドバイスを受けたり、

逆に体験談を話してアドバイスしたりしています。

仲間がいるということで自分だけではなかったと安心感につながったりしてます。

どうぞ皆様の中で困っている方がいらしたら、

みやざき高次脳機能障害家族会あかりへお問い合わせ下さい。


お問い合せ先

  電  話 : 090-6421-1192

  E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp




  


Posted by あかり at 11:53Comments(0)

2018年09月21日

食べて飲んで楽しいキャンプ


みやざき高次脳機能障がい家族会あかりです。


9月15(土)16(日)に木城町の川原自然公園でキャンプをしました。

天気にも恵まれ、参加者は19名と1ぴきのワンちゃん。

皆さんリラックスして、食べまくり飲みまくり、おしゃべりしまくりでした。


    BBQの準備物をリヤカーで
    
    運びました。

    イスは必需品です。

    まるで戦時中の疎開みたいです。







     
    炭火で焼く肉は

    やはりおいしいです。









 あかりのメンバーは年齢もさまざま、職業、趣味もさまざまです。

 Sさんは板前さん並みに魚をさばいて上手に盛り付けてくれます。

 いつもありがとうございます。








  花火もしました。

  花火の煙のかおりが

  童心にかえります。








  次の日の朝食は

  前日さばいて頂いた

  魚のアラでダシをとった

  みそ汁でした。

  ホットサンド&コーヒーもありました。



  


Posted by あかり at 15:34Comments(0)

2018年09月07日

高次脳機能障害講習会の案内




皆様、ぜひ講演を聞いて
勉強して下さい‼
  


Posted by あかり at 13:47Comments(0)

2018年09月05日

高次脳機能障がいの方!運動しませんか?


高次脳機能障がいの方!運動しませんか?

高次脳機能障がいでお困りの当事者、ご家族、支援者、関心をお持ちの方など‥‥


源藤にある宮崎市障がい者体育センターでバドミントンや風船バレーキャッチボールをしませんか?
自由時間もあります。


    場所 : 源藤にある宮崎市障がい者体育センター 
 
 途中で抜けてもいいし、見学でもいいです。
 

 
※参加する場合は体育館シューズ(バレーボールシューズでもバドミントンシューズでもなんでも良いです)を持ってきて下さい。



   
    
         みやざき高次脳機能障がい家族会あかり
      
   参加加申し込み、問い合せ先:岩切【携帯:090-3668-7530




  


Posted by あかり at 12:43Comments(0)

2018年09月03日

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりの連絡先が変わりました

拍手みやざき高次脳機能障がい家族会あかりの連絡先、問い合せ先が変わりました。

電   話 : 090-6421-1192
E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp



!?!?家族会あかりは

毎月1回第3土曜日(変更になる時もあります)に市民プラザで

午後に2時間程度集まっていろんな話をします。

病気やケガ、事故などで

脳損傷を負った当事者、家族、支援者や脳損傷を勉強されたい方など

さまざまな方が来られます。

不安なこと、辛かったことを吐き出したり、

同じような事故や病気になった方からお話をきいたり、

アドバイスを受けたり、逆に体験談を話してアドバイスしたりしています。

仲間がいるということで安心感につながります。

どうぞ皆様の中で困っている方がいらしたら

みやざき高次脳機能障害家族会あかりへお問い合わせ下さい。


電   話 : 090-6421-1192
E-mail : akari.kazokukai@ymobile.ne.jp


9月はキャンプをします。参加者は8/25に締め切りました。ウトウト

次回は10月20日(土)になります。


  


Posted by あかり at 12:03Comments(0)