2021年07月30日

高次脳機能障害 外来 始まる

うれしいお知らせです。

宮崎大学医学部附属病院で

高次脳機能障害の 外来診療 を行っていただけることとになりました。拍手


対象者 : 高次脳機能障害が疑われる患者さん
       高次脳機能障害と診断された患者さん

  
外来初診日(完全予約制)
  毎月第1火曜日(祝日の場合は第2火曜日)
   ※申し込み数によっては、すぐに受診できない場合があります。


受診までの流れ

まずはかかりつけの病院、
または宮崎県身体障害者相談センター(℡:0985-29-2556)に相談して下さい。

注目詳しい内容は
宮崎大学医学部付属病院のHPの
高次脳機能障害外来をご確認ください。



  


Posted by あかり at 08:47Comments(1)

2021年07月25日

『失語症』のリハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や事故、脳の病気など
脳に損傷して起こる後遺症の中に

『失語症』があります。

『失語症』は人と人との意思疎通に支障をきたし、
自分の状況を他人にうまく説明できないことなど、
多くのつらさを抱えていて
積み重なると多大なストレスになります。

失語症患者は国内に50万人いるともいわれているそうです。

失語症は種類があります。
 
ブローカ失語 ‥‥‥‥聞いて理解することは比較的よくできるのに、
             話すことがうまくできず、ぎこちない話し方になるタイプ

② ウェルニッケ失語 ‥‥なめらかに話せるものの、言い間違いが多く、
             聞いて理解することも困難なタイプ

③ 健忘失語 ‥‥‥‥‥物の名前が出てこない、回りくどい話し方になるタイプ

④ 全失語 ‥‥‥‥‥‥「聞く・話す・読む・書く」のすべての言語機能に重度の障害が起きたタイプ

この中のブローカ失語 の患者に有効とされるMITと呼ばれるリハビリ手法があります。

MITとは(メロディックイントネーションセラピー)のことで
1970年代に米国の研究者が提唱したもので、ブローカ失語の患者に
有効とされる音楽的要素を取り入れたリハビリです。
言葉の理解はできるけど、話すことが難しくなった方のための
話し方訓練法です。

関啓子さん(2018年10月に第10回宮崎リハビリテーション講習会、宮崎県身障センターで講演)が
日本メロディックイントネーションセラピー協会を設立。
関啓子さんは脳卒中で自ら失語症患者を経験されていて、
失語症患者を支援するNPO「Reジョブ大阪」や民間企業と一緒に講座の教材を作成中。
「今年の秋には言語聴覚士や一般の人向けのオンライン講習を始めたい」と意気込んでいらっしゃるそうです。


  


Posted by あかり at 10:58Comments(0)

2021年07月04日

7月4日の記事

 7月の定例会のお知らせです。今のところ、予定どおり開催する見込みです。会場は、県のご厚意により、引き続き宮崎県総合保健センターを使用させていただける予定です。
 役員会では、今後の高次脳機能障害施策充実に向けて、先日宮崎市の障害者福祉担当課とも協議を行ないました。その報告も予定しています。
 ご多忙とは思いますが、高次脳機能障害について何でも話せる場ですので、ぜひ足をお運びください。

日時︰7月17日(土)13時半〜15時半
場所︰宮崎県総合保健センター4階
   「リハビリテーション交流室」
   〒880-0032 宮崎市霧島1丁目1番地2
(宮崎大学附属小学校やJA会館の西側すぐ近く)

※新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止することもあります。その時は、メールやホームページで前日までに改めてご連絡致します。

※終了後に役員会を行います。

★注意点1
身体障害者相談センターのご配慮で、会場をお借りしています。
①案内板の表示は、「身体障害者センター高次脳機能障害
学習会」です。家族会定例会との表示はありません。
②休みの日なので、入口は警備員室側の通用口(庁舎東側
入口)のみとなります。
 また、会場とトイレと自動販売機コーナー以外は絶対立ち入り禁止です。
③警備員さんに来館目的を尋ねられたら、「身体障害者
相談センターの学習会に参加します」とお答えください。
「あかりの定例会に来ました。」と言っても通じません。

★注意点2
 参加される際には、可能な範囲の新型コロナウイルス対策をお願いします。
 マスク着用、検温して発熱や体調不良があったら参加しない、基礎疾患がある等リスクを懸念する方は参加しないなど。
  


Posted by あかり at 18:30Comments(0)