2018年10月26日

H30年10月21日に公開講座がありました。②-1

 
 平成30年10月21日(日)の14時から、宮崎県総合保健センター5F大研修室において、
高次脳機能障害市民公開講座(第10回宮崎リハビリテーション講習会)が開催されました。

主催された宮崎大学医学部 整形外科・リハビリテーション部の皆様方、
毎年貴重な講座を行って頂きありがとうございます。
今回も大変勉強させてもらいました。

簡単に講演内容をお伝えします。



 講演1は、『私のリハビリテーション~障害解消に向けた当事者セラピストの9年~』というテーマで
三鷹高次脳機能障害研究所 所長の関啓子先生が講演されました。

 関先生は、高次脳機能障害を研究する言語聴覚士でありながら、
自ら2009年7月に左足の脱力にて発症した脳梗塞による高次脳機能障害を経験された当事者でもあります。
   
   講演ではその貴重な経験を踏まえ、
     
     〇脳梗塞を発症した時の様子
     〇出現した高次脳機能障害等の症状とその経過
     〇高次脳機能障害を抱えた時の気持ちとその移り変わり
     〇障害克服のために行ったリハビリテーションの内容
     〇回復を諦めない当事者や障害と共存する当事者の活動
     〇高次脳機能障害者支援のコツ
  
  を、詳細にそしてわかりやすく話してくださいました。

 今も談話の障害が残る中、事前に作成した原稿を読み上げるという方法で
違和感なく乗り切っておられました。

使命感に裏打ちされた、当事者や支援者のために全てをさらけ出すような姿勢には、
心が揺さぶられるような感動を覚えました。

心身機能の回復にとって、知識病識意識そしてが重要であるとの指摘は、
とても説得力に満ちていました。
 
時間が足りず、後半が駆け足になってしまったことだけが残念でした。
また別の機会にゆっくり聴いてみたいものです。

関啓子先生は、一般向けにも著書を執筆されておられますので、ぜひ手に取ってみられることをおすすめします。

      

           『 まさか、この私が 』

               
        自ら体験した突然の脳卒中発症から

        職場復帰までを記した記録。

                     一般向け                 





                                                                                           
      『「話せない」と言えるまで』


        失語症など高次脳機能障害の専門家である著者が

        脳梗塞で倒れてからの自らの体験を専門家ならではの

        科学的な分析を交えて纏めた。

                      医学向け





 
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