2019年02月18日

やまなみ工房ドキュメンタリー映画&山下完和氏アフタートーク

みやざき高次脳機能障がい家族会あかりです。

やまなみ工房ドキュメンタリー映画&山下完和(ヤマシタマサト)氏アフタートーク
に行ってきました。


2月17日(日) 13:00 ~ 16:00頃
宮崎県立美術館1Fアートホール
で行われました。

当日は駐車場が満杯でスタートが遅れました。

映画の内容は
滋賀県甲賀市のやまなみ工房の入所者のドキュメンタリーでした。
皆さんそれぞれ重度の障害を持ちながら、
一人一人皆さん個性豊かなアートを描き、
世界でも通用するすばらしい作品を世に出しています。



この映画と山下氏のアフタートークの感想ですが、

私自身、2016年夏の相模原障がい者施設殺傷事件で

多くの死傷者を負わせた事件を見聞きし、

言葉も出ないほど衝撃をうけ

心穏やかではない中、

果たして福祉施設など他人に障がい者を預けて本当に安心できるのだろうか?

と思っている記憶が抜けないころあいにこの映画を拝見し、

私の思い込みの狭さに反省しました。


こんなにも障がい者本人を尊重し

自由を与え続けている施設やスタッフ達が現実にいるんだ!


そのおかげで障がい者達自身が力を発揮し、

それが日本や海外に認められていく過程を

この映画で証明して下さいました。

ここに来るまでの道のりは(キャパの狭い私には)想像も

つかないくらいだったことと思います。



質疑応答でどうすればこのようになるのか?

という質問に

『ただ彼ら、彼女らを喜びや楽しみで満たしてあげたい。』

そこを基盤に自分たちで試行錯誤してやってきた、

と施設長の山本氏はおっしゃってました。


障がいとは、人が喜び楽しむ為に

真剣に悩み考える時間を創って下さい!と

気づかせようとしているのではないかとさえ思ってしまいます。


障がいとは、実は障がい者本人ではなく、

健常者の方が自分たちの都合の良いように

勝手に作り上げてしまった暗黙のしきたりみたいなものかもしれません。






Posted by あかり at 15:16│Comments(0)
 
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