2015年09月21日

9月21日の記事

  


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2015年09月21日

第3回定例会

 先週の土曜日、高次脳機能障がい家族会あかりの第3回定例会を、県総合保健センター5階の視聴覚室で開催しました。
 約20名の参加があり、自己紹介を兼ねて、初めて参加されたご家族から、当事者の状況とお困りの内容~会話が出来ない~をお聞きして、会員や賛助会員の作業療法士から、施設外に出る機会を作るなど出来るだけ刺激を与えるとか、STの訓練を受けるとか、「時間は掛かるかも分からないが、必ず、改善しますよ」という体験を交えたアドバイスをされました。
 その後、27年度の活動計画について、事務局から説明を行った上で、当面の課題として、体験発表(12月19日土曜日の午後、宮崎市民プラザ4回大会議室の予定)の具体的な取り組み(発表者、事前の打ち合わせ)、そのための街頭活動(宮崎市ふくし祭りへの参加、その際に利用するTシャツ・ブルゾンのデザインやロゴ、その他の活動)について、当事者グループ及び家族・支援者グループに分かれて話し合いました。
 その後、全体会を行い、双方で出た意見を纏めて、発表者は、当事者3名が決まり、家族は後日相談することに、街頭活動についても、繁華街やスーパーなどが良いという意見があり、Tシャツを着て、共同募金活動に参加することで、PRを行うことで纏まりました。
また、とりあえず、高次脳機能障がいについて、知っている人を増やすのが良いということで、インターネットやSNS、ラジオの活用、県議会や市議会の議員へのアプローチ、マスコミによる取材などの意見が出たところです。
 Tシャツなどであかりのイメージを表示するロゴについては、当事者である岩切みさとさんが作成した7つの案の中から、参加者の投票で一つを選び、これからの活動に使っていくことになりました。
今後、PR用のチラシ、Tシャツの色やサイズ、ふくし祭りへの参加方法や体験発表の進行など、まだ、打ち合わせることが残っていますが、時間的な問題もあり、定例会、お話会とは別に、打ち合わせ会を開催するとともに、議員やラジオ、マスコミへのアプローチについても、話し合っていくことになりました。
なお、今回参加されたご家族の一番のお困り事が「脳梗塞の後遺症として、声をかけると反応はあるが、言葉が出ない」というものでしたので、終了後に、賛助会員として参加しているST資格者と個別にお話をしていただき、「反応があるということは聞こえているということ、言葉にならないからと落胆するのではなく、何かを伝えようとしているんだね!などと、当事者の努力を認めることが大事、時間は掛かるが改善していく可能性はある」とのアドバイスがあり、ご家族も「来て良かった」と話されていました。




  


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