2017年08月13日

脳が損傷されると疲れやすくなる



   易疲労性(いひろうせい)

 

 脳が損傷されると疲れやすくなる方が多く、

その症状のことを 『易疲労性(いひろうせい)』 と言います。

 

?なぜ、脳が損傷されると疲れやすくなるのでしょうか?

 

脳の神経は、新しい行動を学習する時は

活発に働きますが、

いったん学習して、脳の中で神経回路ができてしまえば、

最初のように活発でなくても省エネモードで

行動を起こすことができるようになります。

小さい頃からの習慣など長い時間をかけて

習得してきた事など…。

 

脳が損傷されると、

その作り上げた回路が寸断されて、

使えなくなってしまいます。

 

そのため、以前は余力を残し8割の力でできたことが、

全力以上の力を出さなくては

同じことができなくなってしまいます。

 

常に全力で頑張っていては、

疲れやすくなるのは当然です。

 

疲労しすぎてしまう前に、

早めに疲労のサインに気付いて、

こまめに休憩をとったり、

本人の好きなことで、

リフレッシュするなどするとよいでしょう。


 

本人はもちろん、家族や支援者は

脳の疲労を察知し、理解してあげ、

以前はできたのにと言ったり、責めたりせず

頑張り過ぎないようにしてあげて下さい。



           ~~高次脳機能障害「解体新書」阿部順子/浦澤秀洋監修 MCメディカ出版より~~




 
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