2011年09月06日

第2回家族会に参加して

8月20日(土)、本年度第2回家族会が開催されました。
事前の告知につきましては、NPO法人宮崎県ボランティア協会のみなさまはじめ、
ご協力いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。

前回6月の開催時は高次脳のご本人の参加はなく、ご家族も4名でしたが、
今回はご本人3名、ご家族6名、医療・福祉関係者及び支援者を含め約20名の参加と、
とてもたくさんの方々とお会いすることができました。

会の内容は次の4つと盛りだくさんでした。

1.Aさんとご家族の体験談(ご本人の日常のビデオ視聴あり)
2.「きらっといきる」の視聴(NHK教育テレビ7/1放映)
3.1.2.をふまえた意見交換
4.県身体障害者相談センター中村さんより、宮城県作成のハンドブックのご紹介

Aさんは大学生の頃交通事故で高次脳機能障害が残り、休学や復学等を繰りかえし、
長期間かけて大学をご卒業後、ある企業で正社員として働いていらっしゃいます。
「きらっといきる」の主人公、高野さんも22歳の頃受傷後、幾度も就労の困難を体験され、
大分の障がい者支援施設にて就労訓練を積んだのち、ジョブコーチとやりとりをしながら
ホテルの清掃という仕事にチャレンジしていらっしゃるそうです。

Aさんも、高野さんも、見た目は「ふつう」です。
けれども、VTRの中の日常の動作は、ひとつのことに集中すると他のことを忘れている。
(花の苗の仕訳に集中して他の苗をおっことしてしまう、コピーをとる作業に気をとられ、
無防備に財布を人目につくところに置いている等)
そんな姿は、当事者や家族から見ると「ああ、そうそう」と首が痛くなるほど納得できますが、
おそらく事情を知らない人には
「のろいなあ」「能力ないんじゃない?」と誤解されてしまうのでしょうね。

Aさんとご家族のお話の中で、印象的なことばが4つ残りました。

●ひとに障害のことを説明するときは、難しい医学用語を使わない
(ただでさえ、「高次脳機能障がい」という長くて覚えにくい名前ですからね)
●「障がい者」になったことを、前向きにあきらめ、受け入れ、周りに助けを求める
(前向きなあきらめは「受容」という意味ですが、なかなかうまくいかないご家族も
たくさんいらっしゃると思います。難しい問題で、一家族であるわたしも自信がありません)
●周囲に自分が障がい者であることを何度もアピールする
(前述のように、見た目が健常者であるため、つい忘れられることが多々あるそうです)
●「明るいこと」
(明るい人の周りには、ひとが集まってきますものね)

いろんなことがあったと思いますが、Aさんは、「明るい」人でした。

おちこんではいけない、という意味とは違う気がします。
がんばって明るくなれ、という意味とは違う気がします。

家族会にとって心地よい「明るさ」はなんだろう。
「あかり」は、まだ旅をはじめたばかりです。

                                    カオリ



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